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2024年初「筑波山ヒルクライミング」! [チャリンコ通り]

【2月4日(日)】 2024年初「筑波山ヒルクライミング」!


"2024年初"とか書いているけど、既に2月だよ? もう「ひな祭り」イベント期間中の街だってあるし...なんて突っ込まれそうですが。この日は若手の同僚Tさんを誘って、何年か振りの「筑波山ヒルクライム」(獲得標高:600mほど)に挑みました。



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今回は土浦市内にあるつくばりんりんロード「虫掛休憩所」にマイカーを駐め、そこから筑波山の山麓へアプローチします(写真1上)。この日は未明に軽い降雪との予報だったり、とにかく寒く、サイクリング日和なんかじゃない。でも、野郎二人のライドだし、多少の荒天&暑寒なんて気にならない(昨秋、Tさんとの雨中のサイクリング翌朝、緊急入院した件から目を背けながら)(爆)





まずは りんりんロード+一般道を12kmほど北上して、「平沢官衙遺跡」に到達(写真1中)。毎年恒例"芝焼き"の跡を撮ろうと思ったら、遺跡の復元建造物に足場が組まれていました。工事中とは見栄えが今イチだな...なんて思っていたら、実は古代様式建造物の葺替えという、プチレアなイベントに遭遇していたのでした(^ω^)(写真1下)



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(写真1)りんりんロード「虫掛休憩所」(上)と、葺替え工事中の「平沢官衙遺跡」(中・下)


今回のヒルクライムは、この「平沢官衙遺跡」がスタート地点。そこからゴール地点となる筑波山中腹「つつじが丘」までの約12kmは、コロナ禍前まで開催されていた「ツール・ド・つくば」と同じルートです(写真2上)。まずは昨秋も登坂した「不動峠」(標高294m)をクリア(写真2中)。短い休憩を挟んだ後、不動峠と立体交差している「表筑波スカイライン」に入ります(写真2下)。


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(写真2)今回の登坂ルート(上※)、「不動峠」(中)、「表筑波スカイライン」合流口(下)


この「表筑波スカイライン」は、筑波連山南半分の尾根沿いにワインディング・ロードを描いています。ちなみに、マンガ&アニメ「頭文字D」でこの地へ遠征に来た主人公「藤原拓海」と、地元チーム「パープルシャドー」が競った朝日峠&筑波フルーツラインは、ここ(写真2下の道路標識)から5kmほど南下した場所にあります。



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(Created by DALL・E3)


一方、我々は「表筑波スカイライン」を北上。アップ・ダウンを繰り返しながら、少しずつ高度を上げるこの区間、技量&脚力不足の私にはキビシーィ。でも何とか「風返し峠」まで到着(写真3上)。「風返し峠」は尾根の交差点で、左に降りれば「筑波山神社」。右に降りれば「湯袋峠」。そして、これから走る前方の道が、ゴール地点「つつじが丘」へ向かう登坂路です。ここまで来れば、後は「つつじが丘」までの標高差110mを、ただただ無心で登るだけ。



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(写真3)「風返し峠」(上)、「つつじが丘」入口(中)、山頂へ向かう登山ルート(下)


こうして、ゴール地点「つつじが丘」まで登り切り、今回の「筑波山ヒルクライム」往路は無事達成(写真3中)。ここからさらに山頂を極める場合は、登山路を徒歩で登るかロープウェイ利用になります。...ロードバイクでここ「つつじが丘」を訪れたのは、何年振りになるのかなぁ。かつて、筑波連山の一つ「雨引山」からの下りで走行不能のトラブルを起こして以来、しばらくヒルクライムから遠ざかっていました。この後、問題なく下山できれば、そのトラウマから解放されることでしょう。そう、ヒルクライムは下りが"鬼門"だったりします(今回のミニ伏線^^)。



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(写真4)レストハウス店先で食べる「茨城いちごソフト」(上)と、Tさんのお団子(下)


さて、何年か振りに筑波山ヒルクライムを達成した自分に、ご褒美を与えなくては。"ロープウェイ乗場"を兼ねたレストハウスで、季節のフレーバーのソフトクリームを食べるのが私のルーチン(^ω^)(写真4上・中) 達成感で旨さ倍増! でも気温が低くて、ソフトが冷たいのなんのって。それを見たTさん、焼きたてのお団子を購入&頬張るのでした(爆)(写真4下)



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(Created by DALL・E3)


さて、「つつじが丘」-「風返し峠」間は急坂&急カーブ&狭路とイヤらしいルートです(写真5上)。登坂の際はあまり気になりませんが、速度超過⇒コースアウトのリスクのある下山は緊張します。...世の中には下りが大好きな方もいますけどね。私は慎重に減速して下っていると...最初のヘアピンカーブ(写真5中)で、樹木の陰から突如、四輪の走り屋が車体を大きく反対車線に流しながら登ってきました。私は大いに焦りましたが、幸いにも相手側は登り(自然に減速)。すぐにグリップを取り戻して通り過ぎていきました ┐(´д`)┌ヤレヤレ



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(写真5)「つつじが丘」からの下りルート(上※)、ヘアピン(中※)、ループ路(下※)


その後、立体構造のループ路(写真5下)を経て、「風返し峠」に到着。3種類ある「風返し峠」からの下山ルート(実はもう1本ある)の中から、今回は「湯袋峠」へ向かうルートを選択。というのも...



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というのも、「風返し峠」から「湯袋峠」へ向かう途中に、昨年、「筑波山ゲルグランピング」なるリゾート施設ができました。実は先日の「新年会」の折、ここも私の候補案の一つでした。結局、今年の新年会は愛宕山を選びましたが、改めてこちらにも見学に伺った次第です(写真6)。長い坂を駈け降りる最中、道の脇に「筑波山ゲルグランピング」の看板を発見。渾身の力でブレーキングしましたが、10mほどオーバーランしました(汗)



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(写真6)筑波山の石岡市側中腹にある「筑波山ゲルグランピング」(上※、中※、下)


突然の見学希望でしたが、モンゴル人一家のご主人は愛想良くご対応いただきました(写真7)。敷地内にはモンゴルの遊牧民が使う移動式住居「ゲル」(エアコン完備)がいくつも設置され、各ゲルの脇には蚊帳に囲まれたベランダ、木炭を使うバーベキュー施設が備わる立派なリゾート施設です。ご主人のお話では、利用者の8,9割が県外とか。そういや先日、TVでも紹介されましたね。



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(写真7)「筑波山ゲルグランピング」の各施設


各ゲルの家具や付帯施設のバリエーションをご紹介いただいた後、最後に巨大なゲルに案内されました("写真8上"の左の施設)。正面奥には部族長夫妻用と思しき威厳のある椅子が二つ並び、その脇にはグランピング利用者に貸し出すモンゴル衣装が掛っています(写真8中)。「今度、モンゴル・ツアーをやるんだ」と、流暢な日本語でご主人は話されます。「利用者の皆さんが、行ってみたいと希望されるので」。つまりはこの「筑波山ゲルグランピング」は、モンゴルの暮らしを疑似体験する、一種のテーマパークなんだと腑に落ちました。



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(写真8)部族長用と思しき巨大なゲルも案内いただきました(元横綱"白鵬"の色紙 発見^^)


職場の懇親会等での利用を想定して、ご主人&奥さんに同施設の利用形態を伺います。基本は"宿泊"ですが、お品書きにあるドリンク類なら、事前連絡すれば立ち寄って&飲めるとか(普通の建屋で)(写真9上)。それって、サイクリング・イベント等で休憩ポイントに利用するのも良さ気。さらに、モンゴル料理の昼食が摂れれば最高ですが...。食事の方は、奥さんからは微妙なお返事でした。いずれにしても、事前の電話確認が吉(TEL:0299-57-3957、080-3596-8131)。



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(写真9)飲食メニュー(上・中)と、「湯袋峠」からの下り(下)


いやあ、本当は「筑波山ゲルグランピング」の外観だけ拝見して、さっさと退散する予定でしたが、長居してしまいました。でも、ここはなかなかステキなリゾート施設っぽいです。次回の筑波山ヒルクライムの折は、是非(事前予約して)立ち寄ってドリンク休憩したいところ。そう思いながら、「湯袋峠」から桜川市真壁方面へ駈け降りました(写真9下)。



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(Created by DALL・E3)


さて、真壁の街は、この前日より「ひな祭り」イベント期間に突入。私はTさんの了解をもらって、お昼ご飯は真壁の「ママごはん」、その後のコーヒー休憩は「スペシャル・ボアーズ」で摂りました(写真10上・中)。加えて、この翌週12日に師匠主催の「ひな祭りサイクリング」が開催予定。その折に、両店をグループ利用するための事前調査・調整を済ませました。



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(写真10)真壁の「ママごはん」、「スペシャル・ボアーズ」、「村井醸造」


真壁での事前調査の折、「村井醸造」では3年振りに「○○酒」が飲めることを発見! これは、翌週の「ひな祭りサイクリング」参加者に喜んでもらえるなぁ...と、意気揚々、真壁を後にしたのですが...(その結果は次回記事にて^^)


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(写真11)帰路のりんりんロード


本当は、「スペシャル・ボアーズ」が運営を引き継ぐ、宿泊施設「うり坊」等にも立ち寄りたかった。でも、時間的&体力的に限界が来たので、りんりんロードを走って「虫掛休憩所」に帰還しました(写真11)。いつしか空は晴れ渡り、筑波山は夕日に赤く照らされています。帰路は平坦なので、30km/hで駆けたら疲労の蓄積で"ふくらはぎ"が痙るという...修行が足りませぬな(爆)


※; (c) Google


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kinkin

ヒルクライムに参加ですか・・・お疲れ様です。(自分には絶対無理だわ)
神奈川だと箱根のターンパイクと言う有料道路で開催されてますが
登りばかりのキツいレースです^^;
寒そうだけどソフトクリームが美味しそうですね。
by kinkin (2024-02-17 14:29) 

shiho

おぉ~!筑波山~。
お疲れさまでした!
筑波山を走られるのは大変だろうな~って思いながら
読ませていただきました~。
茨城いちごのソフトクリームとおだんご!美味しそう。

by shiho (2024-02-17 18:28) 

ブリザド

kinkinさん、コメントありがとうございます
多分、ヒルクライマーは基本"どM"だと思います(爆)
私はヒルクライム・レースは未参戦ですが、順位に
かかわらず、ゴール時の達成感は半端ないだろうなぁ(^ω^)
「つつじが丘」到着後のソフトクリーム、最高でした(o^-')b
by ブリザド (2024-02-17 19:47) 

ブリザド

shihoさん、コメントありがとうございます
昨年のチャリティーイベントの折、「弱虫ペダル」の渡辺先生に
「今度は筑波山でお会いしましょう!」と握手されたこともあり、
久し振りに筑波山を走りました(o^-')b(先生には会えませんでしたが(爆))
こういう場所のソフトクリームやお団子、美味しそうですよね(^ω^)
by ブリザド (2024-02-17 19:55) 

stk

H3ロケット2号機打ち上げ成功、おめでとうございます。

真壁のひなまつり、火災を免れた鈴木醸造のひな人形、展示だそうですね。
by stk (2024-02-17 19:59) 

ブリザド

stkさん、コメント&ご声援ありがとうございます
人ごとみたいな言い方でアレですが、これで関係者もようやく
お正月を迎えられる...って感じ(プレッシャー凄いです(汗))

え、あ、りんりんロードの東側! 完全にノーチェックでした(゚Д゚)
今度、改めて訪れなくちゃ(大汗)
by ブリザド (2024-02-17 20:52) 

さる1号

モンゴル料理、どんな味なんだろう
食べてみたいなぁ
「ゲル」にも泊まってみたい^^
by さる1号 (2024-02-18 08:39) 

stk

鈴木醸造のひな人形は塚本家住宅で土日公開だそうです。https://kitakan-navi.jp/archives/196616
by stk (2024-02-18 19:05) 

まさ

表筑波スカイライン...20歳の時にドライブで訪れたら、パッシングされ煽られた覚え(RX-7だったかな?)があります。
当時の愛車が通称”鉄仮面”というガンメタのスカイラインRSターボCだった(RSワタナベのアルミホイールにポテンザを履かせ、フジツボのマフラー装着の走り屋仕様)こともあるのでしょうね^^;
by まさ (2024-02-18 19:50) 

ブリザド

さる1号さん、コメントありがとうございます
モンゴル料理の多くは肉,乳,塩味ベースみたいです。
私も一度、味わってみたいのですが、ご主人、同料理を
アピールポイントとするのに遠慮がちなんですよね...(謎)
by ブリザド (2024-02-19 08:41) 

ブリザド

stkさん、情報ありがとうございます
天気さえ良ければ、今度の日曜あたり出撃します(o^-')b
by ブリザド (2024-02-19 08:43) 

ブリザド

まささん、コメントありがとうございます
そのRX-7ドライバーさん、まささんのスカイラインと
ナンバープレート拝見して、「おっ、県北から筑波山まで遠征
に来たか! これはお相手せねば(゚Д゚)」とか思ったに違いない(爆)
by ブリザド (2024-02-19 08:55) 

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