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企画展「体験!発見!恐竜研究所」を観てきました! [幻想の未来社会]

【先々週ネタ】 企画展「体験!発見!恐竜研究所」を観てきました!


この日(5/19)は、茨城県坂東市にある「茨城県自然博物館」へ行ってきました。同博物館では6月9日までの期間、企画展「体験!発見!恐竜研究所 ~ようこそ未来の研究者~」を開催中です。どこの博物館でもそうだと思いますが、恐竜は人気のある展示の一つですよね。茨城県自然博物館のエントランスを入ったすぐの吹き抜けフロアでは、そそり立つ巨大な「ヌーロサウルス」の骨格化石が入館者を出迎えてくれます(写真1)。



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(写真1)吹き抜けのフロアに置かれた「ヌーロサウルス」の骨格化石


また、常設展示フロアには「ティラノサウルス」と「トリケラトプス」の動く復元模型があって、三体の恐竜が威嚇し合う様子が子供達に大人気(写真2)(^ω^) 子供や大人達が恐竜に惹かれる理由として、まずは大きくて迫力のあることでしょうね。加えて、中生代三畳紀に誕生してから約1億8千万年間も地上で繁栄したのに、突如として絶滅してしまった歴史上の謎。現在は巨大隕石の衝突が恐竜絶滅の主な原因と考えられている様です。


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(写真2)「ティラノサウルス」と「トリケラトプス」の動く復元模型...子供に大人気!


さて、企画展のフロアへ入ってみましょう(写真3)。今回の企画展の呼称「~恐竜研究所」は、子供達に楽しく恐竜のことを勉強&研究してもらおうと名付けたのかな。企画展フロアの中へ入るとまずは恐竜の特徴として、骨盤に対する大腿骨の付き方が、他の爬虫類と異なることを分り易く図入りで説明されていました。



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(写真3)企画展「体験!発見!恐竜研究所」の入口


また、ニワトリなどの鳥類は、絶滅から生き残った恐竜から進化したものであることが現在の学説とのこと。その証拠の一つとして、羽毛の生えた恐竜の化石も発見されているとのことです(写真4)。なお、空を飛んだ翼竜類が鳥類の子孫という訳ではなく(そもそも翼竜類は恐竜でない)、ティラノサウルスといった獣脚類が鳥類に近い様です。



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(写真4)「デイノニクス」復元模型(羽毛なしと羽毛あり)


そして、最近の化石を使った研究手法として、母岩に埋まっている化石の破片をCTスキャン。それをデジタル的に結合して、3Dプリンタで再現モデルを作るやり方が紹介されていました(写真5)。これは興味深いやり方ですね。CTスキャンを使って、卵化石の内部を調べることも出来るそうです。



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(写真5)CTスキャンと3Dプリンタを使った最近の研究手法


下の写真(写真6)は今回の企画展の目玉、三体のティラノサウルスの骨格化石。三体の大きさが異なるのは年齢の違いの様です。これらティラノサウルスの前で立哨していた警備員の方とお話しする機会があったのですが、その方は「鳥類は恐竜の進化した姿」という現在の学説に衝撃を受けたとのこと。確かに、私を含め、昔の学校ではその様に教わらなかったですよね。



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(写真6)「ティラノサウルス」の骨格化石(年齢の違いで大きさの異なる三体)


企画展の「こどもきょうりゅうけんきゅうじょ」には、子供向けの発掘体験として、砂に埋まった恐竜の化石を掘り出すコーナーがありました(写真7)。面白そう...おじさんも仲間に入って良いかな?(って、もちろんやりませんでしたけど(汗))



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(写真7)発掘体験の様子...面白そう!(^ω^)


企画展の最後は、日本各地の恐竜化石産地の展示でした。福井県は恐竜王国だけあって、国内における恐竜の化石の一大産地とか。一方、茨城県は恐竜時代の地層こそあるのですが、恐竜の化石は発見されていない様です(´・ω・`) 企画展フロアを出ると、企画展グッズとしてTシャツやフィギュア等の恐竜アイテムが数多く展示されていました(写真8)。



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(写真8)企画展グッズ、恐竜は人気があるだけに種類が豊富ですね


今回の昼食は、茨城県自然博物館内にあるミュージアム・レストラン「ル・サンク」で食べることにしました(写真9)。同レストランには「恐竜カレー」という、恐竜の外形を型抜きした人参がカレールーの中に入っていると、大当たり&景品がもらえるというメニューがあったはず。それを注文しようかな...と思っていたら、



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(写真9)今回はミュージアム・レストラン「ル・サンク」でお昼ご飯


なんと! 今回の企画展に呼応したとおぼしき「恐竜の肉丼」なるメニューがありました。そのポップ広告によると「日本初!でもない 三体の暴君の肉を暴食!!」とあります(写真10)。うーん、近年のバイオテクノロジーの発達で、ついに恐竜の肉が食卓に上る時代が来たか...いやいや、そんな馬鹿な(大汗)



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(写真10)えっ! 「恐竜の肉丼」ですって!?Σ( ̄□ ̄lll)


少し混乱しながらも、その斜め下に掲げられた「恐竜の肉丼」の中身を紹介したポップ広告を見ると、「この肉は恐竜の肉では、ありません」とありました(写真11)。レジの店員さんに詳しいお話を伺うと、「恐竜をイメージした、迫力のあるお肉の乗った丼で...うふふ」とのこと。面白そうなので、それを注文しました(笑)



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(写真11)「恐竜の肉ではありません」って、そりゃそうでしょうね(笑)


テーブル席に着いてしばらく待つと、「恐竜の肉丼」が着丼(写真12)。肉丼の他に、ミニサラダやカップスープも付いています。肉丼にはご飯の上にローストビーフが敷き詰められ、さらに骨付き鶏手羽唐揚げ、骨付きウィンナー、野菜が乗っています。そして、「恐竜の卵に似せた」というチーズドックがトッピング。



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(写真12)お肉タップリで食べ甲斐のあった「恐竜の肉丼」(o^-')b


骨付き肉が二種類入っていたのは、恐竜の化石をイメージしたのかな。この「恐竜の肉丼」、期待以上にお肉の比率が高くて食べ甲斐ありました。そこそこ美味しくて、見た目も綺麗です。最後にオレンジを食べて完食。こういう企画展に合わせたメニューって、ワクワクする楽しさがあって良いですね(o^-')b


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さる1号

鳥は恐竜だったんだ@@;)
恐竜の肉丼、マンガ肉を期待しちゃいました^^;

by さる1号 (2019-06-02 06:26) 

あおたけ

ヌーロサウルスやティラノサウルスの骨格標本、
これホンモノの化石なのでしょうか。
すごい迫力ですね~(^^)
恐竜はあまり知らない私ですが、
有名なティラノサウルスやトリケラトプスは
知っています(^^)
リアルに動く模型が面白そう☆
デイノニクスの羽毛あり復元模型は
なんだかペンギンみたいなユニークさがありますね(笑)
ローストビーフや鶏手羽唐揚げ、
骨付きウインナーなどがのった恐竜の肉丼、
恐竜の肉じゃないけれど、豪快で食べ応えありますね!

by あおたけ (2019-06-02 07:19) 

ブリザド

さる1号さん、コメントありがとうございます
鳥類の先祖は恐竜とのこと(^ω^)
私も、せっかくならマンガ肉を出して欲しいと思いました(笑)
by ブリザド (2019-06-02 16:44) 

ブリザド

あおたけさん、コメントありがとうございます
恐竜の骨格標本は総てレプリカだと思います
でも、これだけ巨大だと迫力ありますよね(^ω^)
羽毛ありの復元模型、見慣れないので恐竜っぽくないというのか、
恐竜が鳥類の先祖だってことが良く分かります
「恐竜の肉丼」は企画物だけに大して期待しなかったのですが、
いやいや、お肉たっぷりで意外と食べ甲斐あったです(o^-')b
by ブリザド (2019-06-02 16:50) 

stk

関係の無いコメントですが大河ドラマのいだてんのロケ地、牛久シャトーですね。
by stk (2019-06-02 20:49) 

ブリザド

stkさん、そうでしたか!
牛久シャトー、テレビや映画の撮影にどんどん使って欲しいですね(^ω^)
by ブリザド (2019-06-03 18:36) 

けったま

恐竜丼、別名ル・サンク丼…企画展が終わっても残りそう(^^)
by けったま (2019-06-03 20:29) 

ブリザド

けったまさん、コメントありがとうございます
恐竜好きには笑えるメニューなので、残してもらっても良いですね(^ω^)
by ブリザド (2019-06-03 22:16) 

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