「牛久シャトー」で大正浪漫を味わう [まんぷく山]
【2月17日(土)】 「牛久シャトー」で大正浪漫を味わう
この日は第3回牛久シャトー「日本遺産フェスタ」へ行ってきました(写真1)。「牛久シャトー」は明治36年に神谷傳兵衛が創業した日本初の大規模ワイン醸造場。長年、牛久市民に愛されてきましたが、東日本大震災の被災からの復旧工事が終わったばかりの2016年12月、突如として親会社「オエノン」が飲食施設の閉店を発表。このまま消え去るかと思われた2019年春、市民の後押しで牛久市はオエノンと包括連携協定を提携、新たな運用形態の模索が始まりました。その翌年は日本遺産にも認定。そして、今回はそれを祝う「日本遺産フェスタ」の3回目...という次第です。
先日の銀座の「イバラキセンス」と異なり、今回はワインの試飲はありません(爆) 私の主たる訪園目的は、「サザコーヒー 1日かぎりの牛久シャトー店」イベント。「サザコーヒー」は県央の誇る人気カフェです。でも、そのコーヒーを飲むだけなら、例えばつくば市内の支店2店舗に行けば良い。今回の見どころは、その「1日限りの牛久シャトー店」が、通常非公開の牛久シャトー本館2階で開かれる点("写真1上"の建物がその本館)(o^-')b ところが私と同じ思いの市民がどっと詰めかけ、朝からご覧の様な長蛇の列(写真1下右)。加えて、主催者側スタッフが、「電源トラブルで開店が遅れています。先に他のイベントを~」って待ち行列に告げるという...orz
仕方がないので列を離れ、大勢の親子連れを集客してい中庭の「アンパンマン・ショー」ステージの先、テント張りの出店の様子を見に行きました(写真2)。その出店の一つで、「南部珈琲」店長が珍しく和服姿で、賢明にドリップする姿を見付けました。いや、牛久市内に2店舗ある「南部珈琲」こそ、実店舗で飲んだ方がその美味しさを満喫できる訳だし...。とか思いつつも、本イベントの特別メニュー「大正浪漫珈琲」を注文。注文後に、あることに気付きます。それは...
最初、私は「大正浪漫珈琲」の正体は、店長さんが大正時代をイメージして配合したブレンドだと思っていました。それって、自家焙煎珈琲店の常套手段ですし。しかし、さにあらず。今回は、大正時代のコーヒーの淹れ方を再現するもの(爆)(写真3)。まずは、お湯の沸騰した片手鍋にコーヒー粉を入れ、しばしかき混ぜた後、ペーパーフィルターで濾過して完成。最後の行程は"布で漉す"のが本当とのことですが、今回はペーパーフィルターで代用するとか。
ところが、この日は風が強くて、片手鍋のお湯がなかなか沸騰しない。そのため店長さんは、陽気に&泣き笑いしながら一杯分ずつ「大正浪漫珈琲」を製作。しばらく順番を待った後、私の「大正浪漫珈琲」が出来上がります。店長さんはその紙カップを私に手渡しながら、「どう、大正の味がするでしょ?」と尋ねます。うん、思ったよりあっさり美味しい一杯でした。...というか、店長さんの今回のドタバタ・パフォーマンス(失礼!)を拝見しただけで、充分元を取りました(爆) ここのところ「南部珈琲」から足が遠のいているので、またお伺いしなくちゃ。
さて、本館に戻るとサザコーヒーの列は短くなっていました。あまり待つことなく、本館1階に用意された待合室に誘導&整理券を渡されます(写真4上・中)。この部屋は、東日本大震災以前は確か喫茶室だったハズ。待つ間、私と同じく「本館2階」狙いのご年配ご夫婦と雑談。何でもお二人とも近隣に住むアート・デザイナーで、ご主人は引退後もプロ・カメラマンとして活躍。奥様は引退後も毎年市内で開催される「うしく現代美術展」に出展されているとか。
やがて、整理券の時間が来たので、三人揃って本館2階の「1日限りの牛久シャトー店」へ移動(写真4下)。私の持論として、サザはスィーツと一緒に飲むのがその美味しさを堪能できる。今回私は季節限定「梅ブレンド」と、エチオピアモカ入りバタークリームを挟んだ「サザぱん」を注文しました。出来上がりを待つ間、テーブル1つと椅子3つを確保しておきます。
先ほどのご夫婦との会話を続けながら、「梅ブレンド」と「サザぱん」を味わいます(写真6)。それにしても、こんな雰囲気の良い部屋を、普段、空き室にしておくのは勿体ない。現在、市内の生涯学習センターで開催している「ひな祭り」や「うしく現代美術展」とかここ開催でも良いのに。JR牛久駅から徒歩圏内なだけに、市外からのお客さんも期待できるのにな...( ̄▽ ̄)。o0○
ご夫妻はこの後、今回の「日本遺産フェア」の特別展示「能面の世界」もご覧になられるとか。私は本館1階のゲート内でご夫婦とお別れします。というのも私にはこの日、もう一杯、コーヒーを飲みに行くカフェがあったから(爆)
この日、三杯目のコーヒーは「SaEMONs cafe」でいただきました(写真7)。お店に到着後、まずはコーヒーを注文します。そして、コーヒーが届いたところで、先日より店内設置された文庫棚について、お店のご主人に伺います。「蔵書は皆で持ち寄るとのことでしたので、試しに私の蔵書候補を5冊ほど持って来ましたが、いかがでしょう」 すると、文庫棚ご担当との、普段は厨房でコーヒーをハンドドリップされている(多分)息子さん登場。私の持って来た本5冊を見て、私が持って来た理由を聞き、二つ返事で文庫棚に収めることを認めていただきました。
私が持って来た5冊は、私の進路に大きく影響を与えた、子どもの頃に父に買ってもらった本です(写真8上)。あ、真ん中に置いた、フォン・デニケン著「太古の宇宙人」だけは小遣いで買ったハズ。何しろ今で言う「トンデモ本」。地球外生命体が古代の地球を訪れ、初期人類文化に影響を与えた...という学説のハシリ(爆)
無事に蔵書に認められてホッとしている私に、息子さんから一言。本の提供者名&その趣旨を書いた「説明カード」を用意して欲しい...とのこと(写真8下)。え、あ...早い内にご用意します(汗)
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ドキンちゃんは今でも「食パンマンさまぁ〜♡」なのでしょうか?
by an-kazu (2024-02-25 16:50)
おっ!牛久シャトー!
近いのに、なかなか行けていないshiho。
若いときに行ったきりです。
by shiho (2024-02-25 18:09)
牛久シャトー、土曜日のメシドラで紹介されましたね。
サザぱん、以前ググったら今の所オープンが月1回、遠いしハードルが高いです。
by stk (2024-02-25 19:59)
牛久シャトー...ここ、行ってみたいんですよね~^^
by まさ (2024-02-25 20:19)
店内のイートインなのに紙カップは悲しいですね・・・
牛久は遠いです(^^ゞ
by kinkin (2024-02-25 20:23)
ほう、大正時代の珈琲ってそうやって淹れてたんだ
今日は在宅勤務、お昼に大正時代の珈琲を淹れてみます^^¥
by さる1号 (2024-02-26 08:40)
an-kazuさん、コメントありがとうございます
舞台の様子からして、いまだに食パンマンの追っかけの様です(^ω^)
(誰にでも優しい食パンマンにも責任があるんじゃ(爆))
by ブリザド (2024-02-26 19:07)
shihoさん、コメントありがとうございます
この日の牛久シャトーは、晴天&大勢の来訪者で、
いつもよりキラキラ輝いてみえました(^ω^)
by ブリザド (2024-02-26 19:09)
stkさん、コメントありがとうございます
メシドラ...あ、日テレのグルメ紹介番組にも紹介されたんですね
サザぱん...そんなにレアだったとは(゚Д゚)
今回頼んで、大正解だったんですね(o^-')b
by ブリザド (2024-02-26 19:12)
まささん、コメントありがとうございます
常磐線でお越しの際は、駅から私がお送りしますよ(o^-')b
(まあ、牛久駅から徒歩圏内ですが(爆))
by ブリザド (2024-02-26 19:13)
kinkinさん、コメントありがとうございます
ここは陶器のカップで飲みたいですよね(爆)
次回のスタンプラリーで牛久駅が選ばれれば...
数分間でも牛久の空気を吸ってもらえそう(o^-')b
by ブリザド (2024-02-26 19:16)
さる1号さん、コメントありがとうございます
おおっ、大正風、試されますか(o^-')b
プロセス的にサイフォン式に似た仕上りになる気がします(^ω^)
by ブリザド (2024-02-26 19:18)