春の｢笠間｣トリップ！ [大ネタ＆小ネタ湖]
【先週ネタ】 春の｢笠間｣トリップ！
例年GW後半は、ウチへ帰省する長女を含めた家族4名で、茨城県笠間市で開催されるアートな陶器市｢笠間の陶炎祭（ひまつり）｣へ出掛けます。ですが、今年はGW前半に家内＆長女が大阪旅行。その旅疲れを配慮して、今回は一人で笠間へ出掛けました。まあ、一人の方が家族に気を遣う必要なく、勝手気ままな行動ができる訳ですが...（寂しくないやい^^）。この日（5/3）は笠間方面へ車を走らせ、まずはお昼前に到着したのがJR常磐線｢岩間駅｣近くの｢彩美亭｣（写真１）。
（写真１）ポーク･ステーキのお店｢彩美亭｣...9年振りの訪問かぁ
この彩美亭は県産のポーク･ステーキで人気のお店。9年前に知り合いの方の自転車ツーリング参加の折、ここで昼食をいただきその美味しさに感動＆再訪を心に誓いました。って、それを果たすのが9年後って（汗） 当然、再訪に当たってポーク･ステーキを注文すべきところ、その日はいろいろお店を回る予定なので割安な｢彩美亭日替りランチ｣をお願いすることに（写真２）。お隣の席から、お高めのポーク･ステーキ料理を注文する景気の良い声が聞こえましたが...我慢だ(^ω^;)
（写真２）彩美亭なら当然｢ポーク･ステーキ｣一択なのですが...
この日のランチは｢ローズポーク（茨城県のブランド豚）のタルタルパン粉焼き デミグラスソース｣とのこと。店員さんに案内されたカウンター席で、先に出された野菜サラダを食べて待っていると同ランチが到着（写真３）。あれ、チキン料理だったっけ...と思わず店頭で撮ったメニュー写真（写真２上）を見直すという。普通、厚手の豚肉って平らにスライスされていると思うのですが、このランチの豚肉は凸凹してます。頭の上に"？"マークを浮かべながら一切れ口に入れると、脂身の少ない＆旨味のある豚肉でした。ポーク･ステーキとはまた違う美味しさ(ﾟДﾟ)ウマー
（写真３）なかなか美味しかった｢彩美亭日替りランチ｣(ﾟДﾟ)ウマー
お会計の際、肉の部位を伺ったところ、店員さん｢聞いて参りましょうか？｣と激戦中の厨房をチラッと見遣ったので、私も厨房をチラ見して｢また、今度にします｣と諦めました。こちらは超人気店なので、GWとかを問わず、初訪の際は時間的余裕をもって行かれるのがお勧めです。
お昼ご飯を満喫した後、さらにマイカーを走らせた先が、｢笠間稲荷神社｣にほど近い無料の公営｢笠間稲荷駐車場｣。そこから門前通り脇にある菓子工房｢福｣まで徒歩移動して、｢笠間産 栗｣と｢笠間産 いちご（磯いちご園）｣のシュークリーム１個ずつを家族へのお土産に購入（写真４）。この日の帰宅は夕方6時頃を予定していたので、クーラーボックス＆大型保冷剤を持参しました(^ω^)
（写真４）家族のお土産に菓子工房｢福｣でシュークリーム購入
さらに門前通りを進み、｢笠間稲荷神社｣で参拝（写真５）。半年前の｢笠間の菊まつり｣以来になります。いつものGW期間中だと境内に咲く｢八重の藤｣が人気ですが...予想通り見頃を過ぎていました。桜を含め、今年は開花時期が例年より早過ぎるでごじゃるよ（故･大平透氏の声で）。
（写真５）半年振りの｢笠間稲荷神社｣...予想通り、｢八重の藤｣は見頃を過ぎてました
GWの笠間と言えば｢笠間 つつじまつり｣も有名ですが、公営駐車場内に観光案内ブースを構える案内係の方にツツジの咲き具合を伺うと、苦笑いが返ってきました。｢それでも有料なんすか？（笑）｣と突っ込むと、｢入場無料になったから...（汗）｣とのお返事。それじゃあと、｢笠間つつじ公園｣のあるつつじ山までテクテク登坂（写真６）。汗をかきつつ山頂に着いたら、これまた予想に違わぬツツジの終了具合。これでお金を取ったら苦情が殺到するのは間違いないな（笑）
（写真６）それじゃあ、見頃過ぎの｢笠間つつじ公園｣も見ておこうかと（笑）
前回、この山に登ったのが１２年前の４月下旬。笠間サイクリングがてら立ち寄ったところ、｢つつじまつり｣期間中にもかかわらず入場ゲートが無人。そのまま当時乗っていたクロスバイクでの登坂を試みたのですが...急坂過ぎて途中で断念（クロスはロードより重いのよ^^）。自転車を手で押して登り、最後の10mあたりから再び自転車に跨がって｢笠間つつじ園｣山頂に姿を現したところ、園内の観光客の方々が｢凄いな！｣ってどよめいたのがイタイ思い出（爆）
その後、満を持して今回のメインミッションたる｢笠間の陶炎祭｣会場に向かいました。例年の我が家ですと早朝に自宅を出発、開場時間30分前には既に満車近い｢笠間芸術の森公園 東駐車場｣に何とかマイカーを滑り込ませたものです。ところが、stkさんのブログ記事を拝見して午後イチなら駐車場が若干空くことを知り、今回はその作戦を試した次第。さて、その結果は...朝イチの来場者が抜けたスペースに無事に駐車できました＼(￣▽￣)／ （これ以降の笠間ネタ数件含め）stkさんには感謝！ なお、陶炎祭期間中は駐車料金500円が徴収されます。私は同領収書をフロントガラス手前の、外から見易い場所に置いてマイカーを下車（←伏線フラグＯＮ！^^）。
（写真７）満を持して、午後イチの｢笠間の陶炎祭｣会場に突撃！(^ω^)
ところで今回の笠間トリップの折、笠間市郊外のカフェ｢パン ド ムシャムシャ＆コーヒー｣にも立ち寄りたくお店のインスタ記事を拝見したら、陶炎祭期間中は会場内にブースを構えるのでお店はお休みとのこと。じゃあ会場でコーヒーをいただけばイイじゃんと、陶炎祭入場後、さっそくブース№186｢筒井工房｣へ直行。入場の際に会場マップを取り損ないましたが、陶炎祭常連の私にとって迷路の様な広い会場も...自分の...庭の...（ふぅ）...何とか同ブースに到着(^ω^)（写真８）
（写真８）まずは｢パン ド ムシャムシャ｣の出店でコーヒー休憩（笑）
数名の待ち行列をやり過ごし、カウンターに立つ店主さんと思しき方に｢ホットコーヒー｣を注文。って、財布を開けたら小銭がない。恐る恐る１万円札を差し出しましたが、店主さんは｢大丈夫ですよ｣と嫌な顔せずおつりを返していただきました。その後、奥様と思しき方が目の前で珈琲豆をゴリゴリ惹き、続いて店主さん自らコーヒーを淹れていただけるという（写真９）。作り置きのコーヒーを氷のカップに注ぐ｢アイスコーヒー｣400円と比べ、明らかに手間の掛かる｢ホットコーヒー｣350円。店主さんに｢（人手の掛かる）ホットコーヒーはアイスコーヒー以上のお値段でも良いのでは（褒め言葉）｣と軽口を叩いたところ、店主さん苦笑い(^ω^)
（写真９）店主さんの淹れたハンドドリップ･コーヒー、美味しかったです(o^-')b
加えて、テイクアウトではなく、ブース内の簡易カウンター席でホットコーヒーをいただく場合は、プロの陶芸家たる奥様お手製のコーヒーカップに注がれます。これがまたシックな風合いと持ち易さ＆飲み易さを鼎立させた優れ物カップ。何ともリッチな気分で、本日のコーヒー｢メキシコとペルーのブレンド 中深｣をいただきました。マンデリン等とはまた違う程良い苦味と香りがステキ。次回は笠間市郊外の実店舗を訪れたいところ。
（写真１０）今年は自分用の新しいご飯茶碗を見付けたかったのですが...
ところで今回の陶炎祭では、端が欠けて廃棄した自分のご飯茶碗の代わりを探した結果、気に入ったデザインの猫柄茶碗を発見＆保護（写真１０,１１）。以前購入した猫柄茶碗は大きめでダイエットに不向きだったので、今回は普通サイズに（笑） それと一緒に、先日家内が割った｢お玉スタンド｣の代わりも別のブースで購入しました。
（写真１１）うん、これに決定！（上）、家内に頼まれた新しい｢お玉スタンド｣も購入（下）
うーん、単独行動だとお買い物も素早く済みますね（だから、寂しくないってば^^）。
↓ 通販でも入手可能。我が家のキッチンにはお玉スタンド３台設置（ちょっと場所を取る^^;）
パール金属 便利小物 レシェンテ お玉 スタンド C-3770
- 出版社/メーカー: パール金属(PEARL METAL)
- メディア: ホーム&キッチン
さて、陶炎祭会場の端まで辿り着いた後、ふとその先にある｢茨城県陶芸美術館｣が気になり、小高い丘の上にある同美術館を裏口から訪れました。すると、その裏口先には企画展｢フィンランド･グラスアート｣開催中のポスターが（写真１２）。ああこれかぁ...入場料は840円ね。入館しようか逡巡していたら、窓口のオネーサンから｢『笠間芸術の森公園』駐車場をご利用なら、その駐車料金500円をご返金できますよ d(*´∀｀)b｣とのうれしいオファー。その話、乗った！ でもその駐車場領収書は東口駐車場のマイカーに置きっ放し。企画展鑑賞後、５月初旬の陽気に汗かきながら、返金500円のため広大な陶炎祭会場を往復するブリザドでした（汗）
（写真１２）｢茨城県陶芸美術館｣では｢フィンランド･グラスアート｣展が開催中
さて、企画展｢フィンランド･グラスアート｣は見応えありました（写真１３上･中）。加えて、写真撮影OKなので、会場内のあちこちでシャッターを切る観客の姿が。私も極めてステキと思われる作品を何枚か撮りましたが...あれ、この黒くて丸い耳の形状って著作権的にヤバくない？（写真１３中） 脳裏に聞き覚えのある某ネズミ･キャラの声（裏声）が響きます。って、作品紹介プレートを拝見したら作品名｢スマイル｣、1994年のミッキーマウス生誕65年記念に全米を巡回した展覧会に出品されたものだとか。そっかー、ディズニー社公認作品だったんだ(^ω^)
（写真１３）あ、あれ、著作権的にヤバそうな作品が...と思ったら...(^ω^)
なお、今回の企画展では｢ムーミンの食卓とコンヴィヴァエル｣展も同時開催（写真１３）。こちらは写真撮影不可。私はＴＶ番組｢カルピスまんが劇場｣の第２作｢ムーミン｣を視て育った世代ですが、ヤンソン姉弟の原作イラストも味わい深くていいわぁ(^ω^) なお、会場には埼玉県飯能市｢ムーミンバレーパーク｣の広告も...いつか行きたいな。
さて、今回の笠間トリップも終盤。せっかく半年振りに訪れた笠間ですから、帰路においても美味しいコーヒーが飲みたい。そこで初訪したのが笠間市郊外、愛宕山にほど近い｢カフェ ニワトコ｣（写真１４）。｢天狗の修験道場｣伝説の残る愛宕山と言えば、かつて私は乗り始めたばかりのロードバイクに跨がり、愛宕山の急坂で何回かヒルクライム修行したものです...(￣▽￣)。ｏ０○
（写真１４）岩間の愛宕山にほど近い｢カフェ ニワトコ｣...カーナビ必須の場所（笑）
閑話休題。その｢カフェ ニワトコ｣ですが、初訪時にはカーナビ必須。でもって、｢対向車来るなよ～｣と強く念じながら走る細い道の先にあります。何とか到着したと思ったら、お店対面の第１駐車場が満杯。少し離れた第２駐車場を探す追加クエスト発生！ でも、このお店は苦労して訪れる価値が十二分にありました(o^-')b 気持ちの良いカントリー調の店内からは...あれが愛宕山かな。笠間郊外の...いやいや、ここは敢えて旧町名｢岩間｣と呼ばせていただこう。お店の大窓からは岩間のステキな田舎風景（褒め言葉）が望めます。まずはお店の奥様と思しき方に案内された席に着き、ハーブ＆柑橘系フレーバーのお冷や（セルフサービス）で一息つきます（写真１５）。
（写真１５）見晴らしの良いカウンター席から見えるのは｢愛宕山｣かな(^ω^)
さて、こちらのお店では何をいただきましょうか。確か美味しそうな｢かためのプリン｣があるんだよな...とか思いつつ、お店の奥様からお品書きを受け取る際、｢本日、『かためのプリン』は終了しました｣との先制パンチ。まあ、訪れたのが夕方だからね...orz 気を取り直して、お品書きを順にめくっていくと｢いちごのバターケーキ｣に目が留まります（写真１６）。うん、春先らしくてイイじゃない。あとはホットコーヒーだよな...とドリンクのページを眺めていて、｢そういやここはハーブがウリのお店｣って気付き、予定変更。ハーブティー･メニューの中から｢リラックスハーブ｣（カモミール､ラベンダー､リンデン､セージ）をお願いすることに。
（写真１６）えっ！ ｢かためのプリン｣は売り切れ！？Σ(ﾟДﾟ)
愛宕山をボーッと眺めていると、気付くと｢いちごのバターケーキ｣と｢リラックスハーブ｣のセットが到着（写真１７）。うーん、カモミールに染められた鮮やかな金色がステキ。ポットの首から下がっている手描きのタグも風情ありますね。一方、窓からの外光を受けた｢いちごのバターケーキ｣の深紅のイチゴが目に眩しい。インスタで鍛えたブリザド奥儀｢回転撮り｣（笑）で、ケーキ､ハーブティのポット､ティーカップを順番に主役に据えた写真を撮った後、まずはケーキを一口。こ、これは...密度高く＆しっとりしたケーキスポンジが何とも美味。そこへハーブティーを口に含めると、ハーブの爽やかな香りが鼻に抜けて気分最高！(o^-')b
（写真１７）コーヒー馬鹿な私ですが、｢ハーブティー｣を嗜む時もありましてよ（笑）
ハーブティーの香りと、夕暮れに向けて徐々に山肌に暖かみを帯びる愛宕山の風景に浸りながら、ずっと寛いでいたかったのですが閉店時間が迫ってきたのでこの辺で。次回は早い時間帯に訪れることにしよう。今記事作成時に気付いたメニュー｢自家製コーラ｣も試したい。愛宕山サイクリングがてらオヤジ２名がサイクルウェア姿で入店したら、ご店主＆奥様はお困りになるかな(^ω^)
パンドムシャムシャ、実店舗オープンの日に是非。冬の枯木立でも雨天でも様になるカフェです。
ニワトコ、ランチもお勧め。この近くの枯星森安息所も素敵です。2時からのお茶なら予約無しでもOKです。
by stk (2023-05-13 14:01)
stkさん、貴重な元ネタ情報ありがとうございました
｢パンドムシャムシャ｣は陶炎祭の折に店主さんのお人柄に触れ、
ますます実店舗に行きたくなりました(^ω^)
一方、｢ニワトコ｣は再訪＆ランチしようと、さっそく｢愛宕山
サイクリング｣企画中、偶然｢枯星森安息所｣の存在に気付きました
２時からなら予約不要で喫茶可能との情報、助かります(o^-')b
たまに愛宕山頂に出没する｢旅する COFFEE STAND TRAVELING｣
→麓の｢枯星森安息所｣→｢雪みるく｣→｢ニワトコ｣の走行コースを
描いたものの...これは、日を分けて複数回登らなくちゃ（ウキウキ）
by ブリザド (2023-05-13 15:25)
ブリザドさんと言えば！美味しいものがつきものですが！
今回も美味しいものを投稿されていますね～。
はぁ～！美味しそう。
笠間稲荷神社も、笠間の火祭りも何年も行ってなくて、
うぅ～！行きたい！ってなります( ´艸｀)
by shiho (2023-05-13 18:37)
洒落た陶器で飲むコーヒーは格別でしょうね〜
by an-kazu (2023-05-13 22:30)
イチゴのケーキ、バターケーキもいいなぁ
カーナビ必須の場所は隠れ家っぽくていいかも＾＾
by さる１号 (2023-05-14 06:22)
shihoさん、コメントありがとうございます
帰省ネタもサイクリング･ネタも、総て食レポになる当ブログ(^ω^)
自宅近辺のお店ばかりだと、その内、ネタ切れになるなぁ...
と思っていたのですが、逆に、行きたい店が増え続けるという謎（笑）
笠間稲荷神社や陶炎祭、今回は行動パターンが上手くヒットしたのか、
ほとんど混み合わなかったです(o^-')b
by ブリザド (2023-05-14 19:07)
an-kazuさん、コメントありがとうございます
やっぱり、コーヒーの旨さの要素の１つに、カップもあると思うんですよ
って、間違ってもカウンター席で｢イマイチなカップ｣なんて口走った日には、
製作者の奥様に背後から首を...(＞ω<)/。・゜゜・ゲフンゲフン
by ブリザド (2023-05-14 19:12)
さる1号さん、コメントありがとうございます
歩き疲れた身体に、｢いちごのバターケーキ｣の質感が旨かったです(o^-')b
SNSとカーナビの普及で、隠れ家みたいなカフェが増えるとイイナ(^ω^)
by ブリザド (2023-05-14 19:14)
笠間の陶炎祭… もう7年訪れていませんが、新聞を見たら凄く賑わっていたようですね^^
ここ数年は益子の陶器市の方へ行ってしまって… 久しぶりに笠間も良いですね。
https://marbou.blog.ss-blog.jp/2016-04-30
ローズポークのタルタルパン粉焼き デミグラスソース、美味しそうですね！
来年は笠間つつじも観てみたいです^^
by まさ (2023-05-14 22:35)
デミグラスソースのかかったローズポークが
街の洋食屋さんって感じの逸品で美味しそう(*'▽')
コーヒー党のブリザドさんがハーブティとは珍しいですが
そのいい香りに気分が和んだことでしょう(^^)
by あおたけ (2023-05-15 07:10)
まささん、コメントありがとうございます
益子の陶器市もイイですよね(o^-')b
前回、同イベントに訪れたのは...11年前でした（汗）
来年のGWは県道１号を使って｢かさましこ｣しようかな(^ω^)
笠間のつつじ、来年こそGW中に見頃を迎えて欲しい...
まあ、その場合は有料なのでしょうが（爆）
by ブリザド (2023-05-15 18:52)
あおたけさん、コメントありがとうございます
ええ...今回の彩美亭日替りランチも良かったのですが...
やはり次回は分厚い｢ポーク･ステーキ｣いきます、乞うご期待（笑）
ハーブティー、やっぱりそのお店の看板メニューだと、
一度は味わってみたくなりますよね(o^-')b
by ブリザド (2023-05-15 18:57)