｢厚切りカツ丼｣は漢のロマン！ [まんぷく山]
【過去ネタ】 ｢厚切りカツ丼｣は漢のロマン！
この日（2/25）は以前より気になっていた大衆食堂｢すずの木｣を初訪（写真１）。場所は常磐自動車道｢土浦北ＩＣ｣の裏手、昨年12月28日にオープンしたばかりのお店です。同店HPの簡易なメニューリストを一瞥しただけだと、｢大衆食堂｣とのショルダーネームに相応しい普通のメニュー構成に見えます。が、お店のインスタ写真･記事の方を拝見すると、その拘りに驚かされます。
（写真１）昨年12月28日にオープンしたばかりの大衆食堂｢すずの木｣
この日は土曜で混雑が予想されたため、開店10分前にお店の駐車場へ到着。その時はまだ空いていましたが、すぐにお店を訪れる車が続々と詰めかけて満車状態に。やがて開店時間になり、私はカウンター席に着座。取り敢えずお店のメニュー表を拝見しますが、既に私の心の中では｢厚切りカツ丼定食｣一択（写真２）。何しろカツが厚さ4cm＆約330gという爆笑スペックです(^ω^)
（写真２）2月25日時点のメニュー表（3月16日に値上げ＆メニュー改訂あり）
その日二番目の客というのもあったでしょうが、思ったより早く｢厚切りカツ丼定食｣が私の目の前に着丼（写真３）。4cmという分厚さにもかかわらずお肉の中心部まで均等に火が通っていますが、これは豚ロース肉を低温調理した後、衣を付けて揚げたもの。お店のインスタ記事によると｢お肉をスミュール液に一晩漬け込み、スチームで火入れ｣したとのことです。
（写真３）これが｢すずの木｣の｢厚切りカツ丼定食｣だ！(^ω^)
さっそく厚切りカツのでかい一切れを箸で持ち上げ、ひとくち囓ってみると...思ったより淡泊なお味＆食感（写真４）。なるほど、これはお肉と衣の比率が通常のカツとは異なることが理由か、あるいはこのお店の低温調理の特徴なのか。いずれにしても食べ応えは満点(o^-')b 食べ切った後の達成感は｢険しい峠をロードバイクで登り切った｣際の感動に似たものが...って、分かり難い喩えですね（汗） それはさておき、お店を立ち上げた店長さんの意気込みが伝わる料理であることは間違いなく、次回は｢デミ味噌煮込みハンバーグ定食｣あたりをを試したいところです。
（写真４）こんなにでかいカツ一切れ、一口じゃ食べられない（笑）
ところで、写真２のキャプションにも書きましたが、私が訪れた2月下旬以降に値上げ＆メニュー改訂が行なわれています。って、昨年末に新規開店してから幾度も価格調整とメニュー改訂が繰り返されている様ですが、これは収益ギリギリの価格設定と、料理に対する店長さんの探究心の現れなのでしょう。取り敢えず、これから初訪される方はお店のインスタ記事で最新の営業予定とメニューリスト･価格を確認されるのが吉。
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すずの木の厚切りカツ丼定食を満喫した後、私が｢つくばりんりんロード｣をサイクリングする際に良く訪れるつくば市小田の｢タマリバ｣までマイカー移動。この日に開催される第四回｢小田タマリバ寄席｣を観に来たのですが、開場までまだ１時間あったので、いつもいただく｢タマリバブレンド珈琲｣で一服（写真５）。
（写真５）第四回｢小田タマリバ寄席｣を観に来ました(^ω^)
開場の時間が近づいたところで、今回からの新会場｢タマリバ亭｣へ徒歩移動（写真６）。何でも｢タマリバ｣近くの古民家を手造りリノベーションしたとか。これまでの会場｢タマリバ｣２階と比べて、ゆっくり＆噺に集中できそうです(o^-')b
（写真６）新会場｢タマリバ亭｣
さて、一席目の演者は落語家｢牛久亭 学津｣で、演目は｢釜泥｣（写真７）。｢三遊亭圓窓｣師匠に師事とのことで、高座名｢学津（がっつ）｣の如くガッツある語り口でした(^ω^)
（写真７）一席目：落語家｢牛久亭 学津｣、演目は｢釜泥｣
二席目はロコ･ミュージシャン｢TEL｣氏によるギター演奏（写真８）。｢ピンクパンサーのテーマ｣等のポピュラー曲を、ギャロッピングという片手でベースとメロディを同時に弾き分けるという巧みな奏法で、ギター１本とは思えない表現力豊かな演奏に魅了されました。
（写真８）二席目：ミュージシャン｢TEL｣氏によるギター演奏
中入り後の三席目の演者は落語家｢好文亭 梅朝｣（写真９）。中入りの余韻で客席が少しざわついていると見るや、新会場の整備途上っぷり（隙間風とか障子の桟の壊れ具合とか）をネタに笑いを取って、観客の目が高座に集まったところで、その日の演目｢火焔太鼓｣に繋げました。
（写真９）三席目：落語家｢好文亭 梅朝｣、演目は｢火焔太鼓｣
トリとなる四席目の演者は講談師｢東鶴｣（写真１０）。この方は｢タマリバ寄席｣企画の中心人物のお一人で、新会場｢タマリバ亭｣整備にあたっての興味深いご苦労話を枕にした後、その日の演目｢真田幸村 大阪入城｣の熱演スタート。
（写真１０）四席目：講談師｢東鶴｣、演目は｢真田幸村 大坂入城｣
途切れることなく開発の続くつくば市中心街の賑わいと比べて、同じ市内でも筑波山近くの小田あたりは古い歴史があるもののいささか閑散としています。人の住まなくなった古民家などそういった環境を使って、「つくばでの暮らしをより豊かに楽しむ」ことの実践を図る｢ツックラ｣（タマリバの母体となるNPO法人）の活動、今後も目が離せません。
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どんぶりの蓋はご愛嬌、ですよね！
by an-kazu (2023-03-25 17:37)
すんごい分厚いお肉ですね！
ほんと一口では食べきれん～って感じですよね。
by shiho (2023-03-25 20:21)
an-kazuさん、コメントありがとうございます
おっしゃる通り、蓋は本来の役割を果たしていないという（笑）
by ブリザド (2023-03-25 20:33)
shihoさん、コメントありがとうございます
トンカツを角からガジガジ囓って食べたのは今回が初めて（笑）
いやもう、日頃の夢が実現したかのようなカツ丼でした(^ω^)
by ブリザド (2023-03-25 20:36)
厚切りカツ丼定食… これまで見たこともない本当に分厚いカツですね^^；
デミみそ煮込みハンバーグ定食も気になります。
by まさ (2023-03-25 20:37)
まささん、コメントありがとうございます
ここだけの話...この厚切りカツ丼を食べると、普通のカツって
美味しさ的に妥当な厚さなんだって悟ります(^ω^)
まあでも、ロマンを感じさせる厚さではあります（笑）
by ブリザド (2023-03-25 21:34)
カツの分厚さに震えました
これは揚げ物断ちといっている場合じゃない
行かねば！！！
by さる１号 (2023-03-26 06:46)
メニュー表を見て、
カツ丼で1,400円はちょっとお高めだなぁ
・・・なんて思っちゃいましたが、
まるで厚切りトーストのような
分厚いロースかつがどーーーん！
と乗っているボリュームを見たら、
そのお値段でも納得できますね！(ﾟ∀ﾟ)
これはインパクトあるなぁ☆
あらかじめ低温調理したものを揚げているとのことで、
これだけの厚さでも柔らかそうですね。
美味しそう♪
by あおたけ (2023-03-26 07:35)
さる1号さん、コメントありがとうございます
このカツの分厚さ、スゴいでしょ(^ω^)
なお、低温調理のためかロース肉でも淡泊気味のお味
であることにご留意下さい（健康的には良いのかな（爆））
by ブリザド (2023-03-26 20:02)
あおたけさん、コメントありがとうございます
普通のカツ丼のお肉は100グラム程度ですから、
このお店の330グラムのカツは逆にコスパ良いかもです（笑）
実際、低温調理のためかロース肉でも淡泊なお味の
このお店のカツ、恐らく意見が分かれることでしょう
ただ、ブリザド的には｢分厚いカツ丼食いたい｣なんて、ある意味、
漢の夢を叶えてくれる店長さんの意気込みが大好きです(o^-')b
by ブリザド (2023-03-26 20:09)
美味しそうなかつ丼、凄い厚みですね。でも私は一切れで十分。
by stk (2023-03-26 20:54)
stkさん、コメントありがとうございます
うん、まあ、お腹一杯でこの日の夕ご飯は軽く済ませました（爆）
by ブリザド (2023-03-27 18:38)