子供の頃、21世紀は眩しかった... [幻想の未来社会]
今、我々は21世紀に生きてます。でも、私が子供の頃の雑誌に載っていた「未来都市」「エアカー」「宇宙観光」はどうなったの!? みんな宇宙服みたいなテカテカの服を着て街を歩かないの!?
騙されたんだ、かつての大人達に~! 返せ~戻せ~ 子供の頃の私が夢見た21世紀~(T.T)
今年のお正月に帰省した折、私は子供の頃に読んでた本を整理しました。すると、出てきました~ とんでもない本が~(^◇^;)
少年少女世界のノンフィクション「百年後の世界」
1969年発行、著者はロシア人です。
いやあ、日本が高度成長期の真っ直中、ロシアの人が考えた百年後の世界…。意外とその未来予測は当たってます。あの当時、ソ連の技術力って、西側から盗んだ二流品…なんて思われてましたが、決してそうではないことが伺えます。
今日はこの本から、「お化けキャベツ」の話(外れ編)を取り上げてみます…
旧ソ連科学アカデミーの科学者の話:「農牧業が発展した未来では、成長刺激剤を使って差し渡し1メートルもあるキャベツや、長さ1メートルもあるニンジンができるようになるでしょう」
はいはい、このアイデア、別の雑誌でも読んだ記憶があります。日本では放射線による突然異変を用いた農作物の品種改良を行ってましたよね~^^ その日本の研究を紹介する記事でも、巨大な野菜を収穫してる農夫の姿が描かれてました。
あと何十年かすれば、あるいはこれら未来予測通りの巨大野菜ができるかも知れません…。でも、誰も食べないでしょうね。遺伝子組換え食品がこれだけ問題視されている現代では。
いや、私も朝の納豆は「遺伝子組換えでない大豆」を使った製品を食べてますが...(^◇^;) 過去の夢と現代社会の反応の乖離に、「そんなハズでは…」と思っているのは、実際、この研究に携わった科学者/技術者の方々なのかも知れませんね。
こんなの有るよ
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4889919503.html
by す (2005-01-16 09:58)
大雑把に言うとこんな感じ
アトムに追いついたランキング
1位 携帯電話
2位 臨海都市開発 人工心臓
3位 超大型旅客機
4位 セキュリティーシステム
5位 細菌兵器
アトムに追いつけてないランキング
1位 ヒューマノイド型ロボット
2位 人工心臓
3位 濃縮ウラン
4位 深海都市
5位 宇宙銀行
携帯なんかは アトムよりも進んでるらしいぞ
現代社会も捨てたモンじゃねぇなw
by す (2005-01-16 10:03)
す さん、コメントありがとうございます~^^
「現代科学はアトムに追いついたか!?」面白そうですね。
取り寄せて読んでみようと思います。
私が子供の頃に思い描いた21世紀と現実のギャップは、
「昔の未来予測に近い21世紀社会がやってきているのに、その恩恵を空気
の様に当たり前に感じているから、その未来性に気付いていない…」
多分、そんな気分的なものだと思います。
ところで、「アトムに追いつけてないランキング」の深海都市や宇宙旅行(?)が、
本当に 現実になるのはいつなんでしょうかね~^^::
by ブリザド (2005-01-16 17:20)