出張メシ｢相模原｣：攻略再開！編 [まんぷく山]
【過去ネタ】 出張メシ｢相模原｣：攻略再開！編
今年4月より都心や相模原方面へ出張る用務が立て続けに発生。5年振りの相模原出張では、以前の出張の折に何度も通ったトンカツ屋さんを訪れたところ、ご年配の店長さんと奥さんはお元気なご様子。ウレシクて店長さんご夫婦と和やかにお話しを交しつつ、料理や店内を撮影していたら（写真１）...それまで朗らかだった店長さんの声色が変わって｢止めてくれ｣の一言。私の初訪前から同店は美味しいトンカツ屋としてネットで評判だったのですが、その結果として、ご年配の店長ご夫婦のキャパをはるかに超える来客があった。加えて、料理を味わうことより写真撮影＆SNS掲載することしか頭にない不躾な客が増えて、それが店長さんにとって非常に苦痛だったとのこと。
（写真１）相模原市内の某トンカツ屋さん
トンカツ好きな私が出張の折に何度も立ち寄った（今後も立ち寄りたい）相模原市内の某トンカツ屋さん。こういう事情なので以後はサイレントに通います。と同時に、今回の件でお店にとってウレシイ客は｢ネット紹介する客｣以前に、｢美味しい料理を食べたくて訪れる客｣だと改めて思い知らされました（※個人の感想です）。
【5月16日（火）】
さて、前述の戒めを心に留めつつ、この日の相模原出張の折に初訪＆お昼ご飯をいただいたお店がJR横浜線｢淵野辺｣駅北口前の｢上海ジミー｣（写真２）。このお店のコンセプトは、そう...｢リーズナブル価格で美味しい肉料理を提供するぜ！ その代わりお店の外観とか気にするな！｣って感じ（※これも｢個人の感想｣です^^）。肉料理の載った鉄皿から飛び散る油は食欲をそそる一方、それに見合う服装が望ましいかも。って、そんなのヘッチャラでお店の料理を堪能する白っぽい服着た女性客も見掛けましたが...闇堕ちならぬグルメ堕ち？(^ω^)
（写真２）とにかくパワフルな肉料理のお店｢上海ジミー｣
事前の予習では、この｢上海ジミー｣のイチオシ･メニューは｢牛汁｣と｢100%ビーフハンバーグ｣と思われます。そして、実際に初訪してお店のランチサービス･メニューを拝見すると、やはり両料理がメニュー表の左上に記されているじゃないですか（写真３）。ならば、まずはこの二品を注文するのが当然の帰結(^ω^) 食べ切れるか若干の不安がありましたが、｢牛汁｣小と｢100%ビーフハンバーグ｣のデミグラス（小ライスとみそ汁付き）をお願いしました。
（写真３）｢上海ジミー｣のランチサービス･メニュー
やがて、小ライスとみそ汁に続いて運ばれてきた｢100%ビーフハンバーグ｣（写真４）。最近、料理写真はスマホで撮ることが多いのですが、そのスマホを料理に向けると湯気でレンズは曇るわ、飛び散る油がスマホに付くわで焦ります。いや、焦る本当の理由は早く撮影の儀を済ませ、目でなく舌で味わいたい...かな（爆） 撮影完了後、慌ただしく油っぽいカウンターにスマホを放置、さっそくハンバーグの一切れを口に放り込むと...ビーフ100%の風味と溢れる肉感＆肉汁が私好みの美味しさ！(ﾟДﾟ)ウマー ｢盛り付け｣こそもっと演出上手なお店は多いでしょう。でも、ここは見てくれより｢味｣｢ボリューム｣｢リーズナブル価格｣追求のお店であることは間違いない(o^-')b
（写真４）これが上海ジミーの｢100%ビーフハンバーグ｣デミグラスだ！(^ω^)
いやぁ、美味しいハンバーグ料理だった...Fin。じゃなくて、ウレシイことにまだ｢牛汁｣が控えています（写真５）。｢牛汁｣なる料理、私は初めていただく未知の味。メニュー名からすると｢豚汁｣のビーフ版っぽいのですが...頭上に大きな"？"マークを浮かべつつ、先ずはひとすくい口に入れます。いやそうじゃない！ ｢根菜たっぷりの豚汁｣をお袋の優しい味に喩えるなら、この｢牛汁｣は行く手を遮る謎のラスボス（実は武闘家だった本当の父親）の味と言えるかも（謎）。具の大半は牛すじ＆油コッテリのケシカラン（褒め言葉）かつ洋食風なお味。旨味たっぷりでレンゲが止まりません。当ブログをいつもご訪問いただく｢あの方｣なら、間違いなくオン･ザ･ライスで食されることでしょう。でも、私のライスは先ほどのハンバーグ料理で既に食べ切っていたという（大汗）
（写真５）｢牛汁｣は良く煮込まれた牛すじ＆旨味たっぷり、美味しかった(ﾟДﾟ)ウマー
食後の余韻に浸っていると、少し離れたカウンター席でボリューム満点のステーキ料理を味わっているお客さんに気付きました。確かあれは...スマホ画面でメニュー写真を見返します。声を潜めてそのお客さんに｢...それって『サービスステーキ』ですか？｣と伺うと、その方は食べる手を休めないまま口角を上げて頷きます。次回、｢上海ジミー｣再訪する際の注文メニューが決定！(^ω^)
【5月19日（金）】
それから三日後。この日の相模原出張は午前中から用務があったので、自宅で朝食を摂らずに二時間半ほど電車に揺られ（※オススメできないな行動パターンです^^;）、用務先近くのJR横浜線｢淵野辺｣駅前で朝ごはんを食べました。本当は個人経営店でモーニングしたかったのですが、同駅周辺だと朝から営業しているカフェは大手チェーン店のみ。その中でもパンが美味しそうな｢サンマルクカフェ｣淵野辺駅店を訪れました（写真６）。
（写真６）｢サンマルクカフェ｣淵野辺駅店とモーニング･メニュー
サンマルクカフェはお会計が先なので、お店に入る前にある程度メニューを絞っておく必要があります。店頭のモーニング･メニューを眺めて...｢選べる焼きたてパンセット｣にしましょうか。入店後、パンの並ぶショーケースからトングで｢目玉焼きデニッシュ｣を取り、レジの店員さんに｢コーヒー｣のサイズアップを含めたお会計をお願いしました（写真７）。サンマルクカフェ淵野辺駅店は広く、朝イチのためか席の埋まり具合も１割程度と空いています。私は通勤＆通学客の行き交うペデストリアン･デッキに面したカウンター席に着きました。
（写真７）｢サンマルクカフェ｣淵野辺駅店の店内
正直、｢選べる焼きたてパンセット｣ってメニュー名に期待したのですが、私の選んだ｢目玉焼きデニッシュ｣は冷めていました（写真８）。でもまあ、ドリンクのサイズアップ込みで450円なのはお財布に優しい価格設定。コーヒーも明らかにマシン･ドリップですが、私の好きな厚手のマグカップでその味を楽しみつつ、その日の お昼ご飯 用務の攻略作戦を脳内で復習するのでした。
（写真８）｢目玉焼きデニッシュ｣と、私の好きな厚手のマグカップで飲むコーヒー
こういった大手チェーン店のモーニングも好きです。でも、二時間半ほど電車に揺られる（途中、乗換え３回）以上、更に良さ気なモーニングのお店に出会いたい。となると...やはり乗換え駅である｢町田｣駅周辺の攻略が不可避の様です（後日、町田駅前で素敵なモーニングに遭遇。その際の私の感動っぷりは...乞うご期待^^）。
現地合流した同僚とその日午前の用務を無事に済ませ、一緒につくば市内の勤務先へ戻るのに先立ち、淵野辺駅周辺でお昼ご飯を食べることに。私が事前調査しておいた良さ気なお店･数軒を提案すると、同僚はその候補の中から｢ラーメンが良いですね｣とのご希望。そこで、駅北口から歩いて5分（の筈だけど駅北口の先は詳しくない私は道に迷って10分以上掛かった）の｢中村麺三郎商店｣を初訪しました（写真９）。って、券売機の前で少し迷いましたが、ここは左上のボタン｢特製醤油らぁ麺｣を選択。券売機のボタン脇の表記によると、このお店の麺料理は｢清湯ベース(淡麗)｣､｢白湯ベース(やや濃厚)｣､｢辛麺｣､｢つけ麺｣に大別され、私の｢特製醤油らぁ麺｣は清湯ベース。
（写真９）淵野辺駅北口から歩いて5分の｢中村麺三郎商店｣
お昼12時台でしたが、我々の入店時はまだカウンター席に余裕がありました。食券を店員さんに渡してしばらく待つと、｢特製醤油らぁ麺｣の着丼（写真１０）。チャーシュー3種と味玉､ワンタン､シナチクが麺を覆い、その上に青ネギの載る食欲そそるビジュアル。細くてストレートな自家製麺を、出汁の効いた醤油スープに絡めていただくと美味しいです。何ていうか...私はラーメンを語る資格などありませんが、奇を衒わず誠実＆丁寧に作られたって印象を受けました。このお店が6年連続で食べログ｢百名店｣なのが先入観にならない様、そのことを頭から振り払って味わったつもりですが、逆に｢ああ、こういう飽きのこない美味しさだから6年連続なのかな｣とも思うのでした。
（写真１０）｢特製醤油らぁ麺｣の着丼
麺とスープを一通り味わった後、盛り沢山のトッピングに移行（写真１１）。脂の乗ったチャーシュー、どれも美味しそうでしょ(o^-')b あ、あのワンタンの具は海老だったんだ！...って、このブログ記事を書きながら券売機の写真を見直して今さら気付くという（汗） この味と内容＆時節の折に一杯1,380円とは良心的価格。次の機会は白湯ベースの｢白湯らぁ麺｣系も食べてみたいな。
（写真１１）｢特製醤油らぁ麺｣のトッピング、真面目に美味しい(o^-')b
今回、｢醤油らぁ麺｣を選択した同僚も満足した様子。彼にお店の候補案を提示した私としても、何よりの好評価でした(^ω^)
ところで、茨城県内のJR｢常磐線｣or｢つくばエクスプレス｣沿線から神奈川県のJR｢横浜線｣方面への移動にあたって、駅探アプリとか使って｢時間順｣｢料金順｣｢乗換え回数順｣をそれぞれ選んでもイマイチな結果しか得られません。もちろん、各順位毎のルート候補が出るのですが、私が求めるのは｢時間｣｢料金｣｢乗換え回数｣のバランスが取れた解。
（写真１２）帰路、町田駅でJR横浜線から小田急線に乗り換え
結局、経験的に｢町田駅｣経由を指定して検索、JR｢常磐線｣or｢つくばエクスプレス｣乗車 ⇒ 北千住駅で東京メトロ｢千代田線｣乗換え ⇒ 代々木上原駅で小田急｢小田急線｣乗換え ⇒ 町田駅でJR｢横浜線｣乗換え...というお気に入りのルートを誘導します。このルートの唯一の問題点は、｢町田｣駅で小田急線とJR横浜線を乗換えるのに、両駅舎間及び複数の商業ビルを繋ぐペデストリアン･デッキを歩きますが...距離は大してありません。その際、｢町田マルイ｣のデッキ側にお店を構えるワッフル屋さんから流れ出る甘い香りが素敵過ぎて、空きっ腹にこたえるという＼(￣▽￣)／
↓ お、kindle unlimited読み放題の対象書籍だし(o^-')b （2023年6月末時点）
- 作者: ジェイアクト
- 出版社/メーカー: メイツ出版
- 発売日: 2017/12/22
- メディア: 単行本
出張メシ…最高ですね！（コロナ禍もあって、もう何年も出張行ってないです）
上海ジミーさんの100%ビーフハンバーグ…ハンバーグ好きには堪りません。美味しそうです！
トンカツ屋さんのメニューに書かれている字に特徴がありますね^^
by まさ (2023-07-01 14:15)
どれも、みんな美味しそう～！
いいな！いいなぁ～！
by shiho (2023-07-01 18:42)
ハンバーグが美味しそうだ
これでモヤシが無かったら最高なのになぁ
まずはご飯にタッチアンドゴー、そしてオンザライスへいきたいですねー＾＾
by さる１号 (2023-07-02 06:07)
まささん、コメントありがとうございます
出張先界隈での食事は、出張のモチベーションを高めますよね
当然、出張先の用務にも力が入るってものです(^ω^)
上海ジミーのハンバーグ、美味しそうでしょ？(o^-')b
トンカツ屋さんのメニューへのコメント、ありがとうございます
店長さんの気骨さが文字に滲み出ているのでアップしました^^
by ブリザド (2023-07-02 16:25)
shihoさん、コメントありがとうございます
久し振りの出張＆（乗車時間的に）長旅だったので、
出張先界隈の食事にも力を入れてみました(o^-')b
by ブリザド (2023-07-02 16:27)
さる１号さん、コメントありがとうございます
そうなんですよね...オプションでモヤシをほうれん草や
ジャガイモにチェンジできたら、さらに人気が高まりそう(^ω^)
次回、ライスは+120円で大にサイズアップかな^^
by ブリザド (2023-07-02 16:32)
トンカツ、ハンバーグ、ラーメン、
どれも美味しそう(〃ﾟ￢ﾟ〃)ｼﾞｭﾙ
熱々さが伝わる鉄板ハンバーグ、
最近はこのように俵型を切って提供するハンバーグを
ネットや情報番組でよく目にする気がします(^^)
私はこのスタイルを食べたことないけど・・・
by あおたけ (2023-07-03 07:13)
あおたけさん、コメントありがとうございます
俵型と言えば、しぞーかの｢さわやか｣...なんて口走ると、
師匠から｢あれはゲンコツ型！｣と叱られそう(^ω^)
一般に俵型は肉汁を保てるのがメリットと思われますが、
｢上海ジミー｣のは細長く、｢腹空かす客に待たせず出せるから｣かも^^
by ブリザド (2023-07-03 21:31)
五反田という街に「アルカサール牧場」というステーキ屋が
あるのですが、そこのハンバーグに見た目が似ていますね〜
by an-kazu (2023-07-06 10:14)
an-kazuさん、コメントありがとうございます
｢アルカサール牧場｣、良さ気なお店ですね(o^-')b
まずはランチの炭焼ハンバーグ、食べてみたいです(^ω^)
by ブリザド (2023-07-06 20:56)