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「一人専用ネットワークゲーム」はどう? [ゲーム湯]

次世代の家庭用ゲーム機(PS3、レボリューション、Xbox2)では、ネットワーク機能が標準装備になるんじゃないか…といった噂があります。まあ、Weblogをご覧の皆さんにとって、ネット環境なんて水道や電気同様の当たり前のインフラでしょう。そして、次世代家庭用ゲーム機が売り出される1~2年後以降の世界では、一般家庭におけるブロードバンド・ネットワークの普及率がさらに向上していることでしょう。

だからといって、次世代家庭用ゲーム機を購入するユーザ全員が本格的な「ネットワークゲーム(ネトゲ)」をプレイするか、というと大いに疑問です。ネトゲの代表的ジャンルであるMMORPGをプレイしたことのある方ならご存じでしょうが、あの「現実の赤の他人」たちとの共有仮想世界は、現実世界と同じく「人間関係」でイヤな思いをすることがあります。もちろん、そんな共有仮想世界における、新しい「知合い」「友人」との出会いは何物にも代え難い体験です。そして、私のこのWeblogを読んで頂いている方々の半数は、実は、今はなき某ネトゲの「知合い」「友人」だったりします...〃 ̄∇)ゞアリガトォ~♪

えっと、前置きが長くなりました...。

今回、私は新しいゲームモデル「一人専用ネットワークゲーム」を提案します。このゲームモデルは、従来の「オフライン型ゲーム」の各種ジャンルが対象となりますが、家庭用ゲーム機をゲーム運用会社のサーバ機とネット接続した状態でプレイするところが特徴です。これにより、ゲーム中の「イベント制御」「勝敗判断」等をサーバ側の分担、「コントローラ入力」「画面出力」等を家庭用ゲーム機側の分担とします。

このメリットは下記3項目です。

  1. 家庭用ゲーム機のハードウエア性能やゲームソフトのメディア容量にとらわれることなく、高度な処理能力を要するゲームが楽しめる。また、ゲーム発売後に、ゲーム中のイベント追加やバグ修正が可能である。
  2. ゲーム購入時の代金の中に「サーバ接続代(=ゲーム運用会社の収益)」数ヶ月分を含めておき、それ以降のサーバ接続代を追加料金とすれば、中古販売されてもゲーム会社の利益は確保される。
  3. 複数の家庭用ゲーム機やPCとのクロスプラットフォーム(多機種同時移植)なゲームソフトの開発が容易となる(機種依存部分はクライアント側に限定されるから)。

つまり、ネトゲの「他人との交流部分」を敢えて切り離して、それ以外のネトゲ独自のメリットの活用を狙ったアイデアです。と言っても、私がネトゲの「他人との交流部分」を嫌ってこういう提案をしているワケでなく、従来の「オフライン型ゲーム」が得意とするゲーム分野への、ネトゲ技術応用の可能性を述べたかったのです。

すでに、現行の家庭用ゲーム機でも、「オンライン対応」と銘打って、本格的なMMORPGから、オンライン/オフライン両環境で遊べるゲームソフト、アイテムを追加取得する程度のゲームソフトまで多様なネット利用形態が生まれています。そんなゲームソフトのバリエーションの一つとして、「一人専用ネットワークゲーム」はいかがでしょう~(^^ゞ

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